博物館の概要
1972年12月、アメリカはハノイとハイフォンに対して大規模な爆撃作戦を展開しました。アメリカ側ではラインバッカーII作戦と呼ばれています。B-52爆撃機はおよそ12日間、毎晩のように飛来しました。
ベトナムではこの出来事は勝利として記憶され、「空中のディエンビエンフー」と呼ばれることもあります。博物館はその視点に立ち、防空部隊や民兵、空爆を生き抜いた市民に焦点を当てています。
見どころ
まずは屋外から。中庭にはねじ曲がったB-52の残骸、MiG-21戦闘機、発射台に載ったSAM-2ミサイル、レーダー機器、対空砲が展示されています。どれも間近まで歩いて見学できます。
館内の展示室には写真、地図、軍服、私物、撃墜された機体の部品が並びます。英語の説明もあるものの、すべてではありません。そのため屋外展示が最も楽しみやすい部分です。
さらに見たい方は、約10分歩いてNgọc Hàのフーティエップ湖へ。民家の間に、撃墜されたB-52の一部が今も水面から突き出ています。
訪れる時間帯
博物館は昼休みと月曜日、金曜日に閉館するため、出かける前に下記の開館時間を確認してください。屋外の中庭は日陰が少ないので、午前中のほうが涼しく過ごせます。
平日はたいてい静かです。学校の団体と出会うこともありますが、混雑を感じることはほとんどありません。
周辺スポットとの組み合わせ
バーディン観光の一日に無理なく組み込めます。大統領官邸と高床式住居は約0.8km、バーディン広場は約1kmです。
クアンタイン祠(1.4km)やベトナム美術博物館(1.3km)も近く、戦争の歴史と寺社や美術鑑賞を組み合わせて巡れます。